24時間企画とものまね歌合戦

　最後の寄港地到着を明日に控え、新聞局は局長がピースボートの職員紹介企画に出るとのことで、そわそわしっぱなしだった。
　私は局長からタイトルのつけ方などのアドバイスを頼まれ、そこまで信頼されているのかと嬉しくなった反面、ＯＫといったタイトルが不評だったらどうしようと内心だけ身が細っていた。外側は如何なく脂肪がついてしまい、デッキを歩く程度では落ちそうに無い。

　閑話休題。

　局長の企画は見に行ったり新聞局に戻ったりで、全部見ることはできなかった。船内の廊下は走ってはいけないはずだが、何度マラソン往復したか覚えていない程度には走った。
　私も気になったタイトル付けは、新聞局員たちにこっそり聞いてみたところ「局長らしくて良い」との答えが返ってきた。

　そんな船内は、２４時間企画というものをやっており、夜にはものまね紅白歌合戦をやるとのことで、ものまねメイクの人が夕方くらいからうろうろしている。わかっていても、面と向かうとぎくりとするようなメイクをしている人もいて、ほんの少し心臓によろしくないこともあった。

　私はそもそも２４時間テレビなるものは好きではなく、それにはきちんと理由がある。
　その昔、とある動物虐待を取り上げて欲しいと２４時間テレビの事務局に頼んだ方がいた。どうも、動物保護のＮＰＯか何かの関係者だったような記憶がある。
　しかし、事務局側はにべもそっけもなく「２４時間テレビは人間のためのものだから、動物のことなんか取り上げない」と一笑に付して電話を切ってしまったという。
　どうもこのエピソードが心の底に引っかかり、それから私は２４時間テレビという企画を見ていない。どの局のものでも。

　話を戻して。
　船上の２４時間企画は、２４時間耐久レースに近いもので、募金を集めたりするものではない。
　以前のクルーズでは、ピースボートが企画した２４時間モノもあったようだが、今回は完全に乗客サイドの企画になっていた。
　２４時間部屋にいっぱなし、２４時間物々交換などがあり、物々交換は新聞局員が関わっていたので、私も持参のタイガーアイのネックレスを一個交換に回した。代わりにもらった麦藁帽子はまだ家にある。
　２４時間禁煙という見事な企画もあったが、どうも企画サイドと禁煙をする（強要される？）側との間に認識の違いがあり、これは実行されなかった。

　ものまね紅白歌合戦も無事に開催され、ピースボートの職員さんがジャパングレイスの職員さんの制服を借りて着ていたり、船員さんの服を借りていたりと見ているだけで面白い。
　誰のモノマネ？という人もいれば、そっくりすぎて名人芸か？というほど見事なモノマネを披露する人もいた。
　要らぬ芸を中間で披露して減点される人もおり、見ているほうは面白いが、考えてみるとかなり評価は辛い。
　ＧＥＴの先生も出たりで中々面白いエンターテインメントだった。

コメント 2

忘れていました。
私のブログは、ヤフー検索で「天国の狭き門に巡礼者は歩く」と入力されるて出てきます。

　　プログの「七十回目」前後になります。
by 中村　正三　七十六歳 (2013-02-12 17:14) 

中村正三さん、こんばんは。

了解しました、検索して探し出しました。グーグル検索でもＯＫなようです。

僭越ながら、昔、Yahoo!ブログを少々やっていましたので、ピースボートブログとして見てもらうためのアドバイスをさせていただきますと…
カテゴリーをピースボートのブログのみ「ピースボート」「６９回クルーズ」などで分けたほうが良いかと思われます。
そのほうが、自分でブログを読み返すときにも、記事を探しやすくなります。

もしこれを呼んで不快に感じましたら、本当にごめんなさい。
ブログはブックマークして、少しずつ読ませていただきます。
by rastaban (2013-02-13 21:22)