ベジタリアン

　私のＧＥＴの先生はベジタリアンだ。
　性格はやはりおとなしく優しい草食系だった。
　そんな先生が、他のベジタリアンのＧＥＴティーチャーズとベジタリアンについての話をするというので、星座講座や新聞製作の間を縫って行ってみた。

　ベジタリアンになる理由は人によってそれぞれで、私のＧＥＴの先生は、動物が好きで獣肉を食べたくないという理由でベジタリアンになった。
　動物がかわいそうとの理由でのベジタリアン選択は、ベジタリアンをよく知らない人が真っ先にイメージする理由だろう。

　だが、意外なことにこの理由は割と少数だったり、他の問題に付随した理由だったりするようだ。

　この日に話されたことは、いわゆる食肉牧場という環境で育てられる牛や鶏や豚が、どんな状態になっているのかということ。そして、その肉の品質や鮮度を保つために、どれだけの薬品が投与されているのかということ。
　英語のアニメーションを日本語に訳して上映した。
　サイトは見つけたが、日本語版は見つからない。見たい人は頑張ってください。
　MEATRIX

　実は船には、ベジタリアン食がある。
　しかし、ベジタリアン食をダイエット食と思ってはいけない。
　獣肉や魚介類で補える栄養素を、全て野菜と果物で取らなければならないのだから、その量やボリュームは普通の食事を超える場合もある。
　実際、ベジタリアンの人がみなスマートかというと、ちょっと違う。
　ベジタリアンの場合、船に乗る前の前に事前申請して、ベジタリアン食専用のカードをもらわないといけない。
　その発行カード分しかベジタリアン食は用意されないので、他の人が食べたいといっても無理である。
　朝食と昼食は基本的にバイキング形式なので、そこは自己責任だ。

　そういえば、この船はアレルギー食には対応しているのだろうか？
　私は軽い卵アレルギーがあるのだが、朝食と昼食は自己防衛、夕食は他の人に卵だけ食べてもらったりしてしのいでいた。万が一食しても、アナキフィラシーショックが起こるほどでもないのだが、できれば何が入っているのか表示して欲しいと思ったこともある。
　例えば、スープに春雨が入っているように見せかけて、実は細い卵だったときとか…(;´▽｀A``

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