サン・バッシュ2010~ジャマイカ・モンテゴベイその2~ [寄港地]
夜はサン・バッシュ2012というイベントに参加することになっていたので、早めにシャワーを浴びて砂と海水を洗い落とし、カリブ海の夜に相応しそうな服を着て部屋を出た。
しかし、会う知り合い全てが「その格好はえろい」と口をそろえる。
別にビキニや褌で出歩いているわけでもないのに、それは心外だ。何故だ?と聞けば「だって、今までそういう服着ていないもの」。
派手な服を着るなら、出航時から。
座右の銘を作ってみたが、今は他に着る服がないので何と言われようがその服で行くしかなかった。
サン・バッシュ会場へは、シャトルバスが運行されている。
ちなみに、服は知り合いに受けが悪かっただけで、現地のジャマイカンやクルーからは一応好評を頂いたので、似合っていなかったわけではないのだろう。
サン・バッシュは首都のキングストンからレゲエミュージシャンを呼んで、みんなで歌い踊る企画だ。
ツアーというより、コンサートに近い。
この企画(とあえて表記する)のすごいところは、ピースボートスタッフも呑んで歌って踊って構わないという点。
ジャマイカに行くクルーズでは、サン・バッシュを最大の楽しみの一つとするスタッフもいるほどだ。
ただ、局長など踊らない人は音頭をとっても踊らない。そこは性格の違いだろう。私も踊らないほうだし、歌は音痴なので迷惑がかからぬように歌わないでいる。
会場はシーガーデン・ビーチというところで、静かな入り江にある…ホテルなのか娯楽施設なのか、未だにわからない。
会場ではビールやソフトドリンク、ジャマイカのチキン料理などが売られている。
ビールはレッドストライプという名前で、やはりライトビールだ。しかし美味しい。
最初は会場のあちこちを歩き回り、バスの運転手さんと話したり、船内で仲良くなった人などと話をしていた。
若者の中には海に飛び込むものもいた。
事前に注意があり、海水に濡れたままだとバスに乗れないので、適当なところで上がって乾かし、タオルを用意しておくこと。歩いて船に戻ろうなどと考えるな、一人歩きもしてはいけないというあたり、やはり治安の悪さが伺える。
また、夕方になると水が冷たくなるので、準備運動をしなさいという注意まであった。
やがて、レゲエミュージシャンが到着し、サン・バッシュが始まる。
みんな踊って歌ってすごい騒ぎだ。
泳いでいた人も、この頃には大体会場に来ていた。
レゲエがよくわからないため、音楽に関することは端折らせていただく。
残念ながら曇っていて、夕日がきれいだとされるこの場所では、海に沈む夕日を見ることは出来なかった。
船の上でいつも見ているのだろうと思うだろうが、実のところ水平線まではっきりすっきり晴れていることは珍しく、それほど「海に沈む夕日」を見ているわけではない。
19時ごろに船に戻ると、まだお土産やさんがいくつか開いていた。
手持ちのドルを計算しつつ、ブルーマウンテンコーヒーを購入した。真空パックになっていて、日本まで味は持ちそうだ。
他にも生豆を売ったりしているが、焙煎の方法がわからない。
このコーヒーは日本で買うよりずっと安く、お土産に最適だ。
コーヒー好きの母には、もっと買ってくれば良かったのにと言われたが、すでにドルがなかったから仕方がない。
さらに、港の土産物屋は客引きをしないので気が楽だ。
22時、タグボートが舷側につき、出航になる。
港の灯りは美しく、海と空が一体化したかのような夜闇によく映える。
オセアニック号はこれからカリブ海を南下し、パナマのクリストバルを目指す。
いよいよパナマ運河、そして再びの太平洋だ。
しかし、会う知り合い全てが「その格好はえろい」と口をそろえる。
別にビキニや褌で出歩いているわけでもないのに、それは心外だ。何故だ?と聞けば「だって、今までそういう服着ていないもの」。
派手な服を着るなら、出航時から。
座右の銘を作ってみたが、今は他に着る服がないので何と言われようがその服で行くしかなかった。
サン・バッシュ会場へは、シャトルバスが運行されている。
ちなみに、服は知り合いに受けが悪かっただけで、現地のジャマイカンやクルーからは一応好評を頂いたので、似合っていなかったわけではないのだろう。
サン・バッシュは首都のキングストンからレゲエミュージシャンを呼んで、みんなで歌い踊る企画だ。
ツアーというより、コンサートに近い。
この企画(とあえて表記する)のすごいところは、ピースボートスタッフも呑んで歌って踊って構わないという点。
ジャマイカに行くクルーズでは、サン・バッシュを最大の楽しみの一つとするスタッフもいるほどだ。
ただ、局長など踊らない人は音頭をとっても踊らない。そこは性格の違いだろう。私も踊らないほうだし、歌は音痴なので迷惑がかからぬように歌わないでいる。
会場はシーガーデン・ビーチというところで、静かな入り江にある…ホテルなのか娯楽施設なのか、未だにわからない。
会場ではビールやソフトドリンク、ジャマイカのチキン料理などが売られている。
ビールはレッドストライプという名前で、やはりライトビールだ。しかし美味しい。
最初は会場のあちこちを歩き回り、バスの運転手さんと話したり、船内で仲良くなった人などと話をしていた。
若者の中には海に飛び込むものもいた。
事前に注意があり、海水に濡れたままだとバスに乗れないので、適当なところで上がって乾かし、タオルを用意しておくこと。歩いて船に戻ろうなどと考えるな、一人歩きもしてはいけないというあたり、やはり治安の悪さが伺える。
また、夕方になると水が冷たくなるので、準備運動をしなさいという注意まであった。
やがて、レゲエミュージシャンが到着し、サン・バッシュが始まる。
みんな踊って歌ってすごい騒ぎだ。
泳いでいた人も、この頃には大体会場に来ていた。
レゲエがよくわからないため、音楽に関することは端折らせていただく。
残念ながら曇っていて、夕日がきれいだとされるこの場所では、海に沈む夕日を見ることは出来なかった。
船の上でいつも見ているのだろうと思うだろうが、実のところ水平線まではっきりすっきり晴れていることは珍しく、それほど「海に沈む夕日」を見ているわけではない。
19時ごろに船に戻ると、まだお土産やさんがいくつか開いていた。
手持ちのドルを計算しつつ、ブルーマウンテンコーヒーを購入した。真空パックになっていて、日本まで味は持ちそうだ。
他にも生豆を売ったりしているが、焙煎の方法がわからない。
このコーヒーは日本で買うよりずっと安く、お土産に最適だ。
コーヒー好きの母には、もっと買ってくれば良かったのにと言われたが、すでにドルがなかったから仕方がない。
さらに、港の土産物屋は客引きをしないので気が楽だ。
22時、タグボートが舷側につき、出航になる。
港の灯りは美しく、海と空が一体化したかのような夜闇によく映える。
オセアニック号はこれからカリブ海を南下し、パナマのクリストバルを目指す。
いよいよパナマ運河、そして再びの太平洋だ。
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